江別市大麻北町にあった旧大麻文化財整理室の鞍型倉庫に収蔵されていた民具等460点のリストと写真が公開されました。
この保存されていた民具等は、収蔵庫の建材にアスベストが使用されていたことから倉庫解体と同時に処分されたとのことで、2023年10月の報道で全国的にも話題になりました。
スポンサーリンク
【江別市】旧大麻文化財整理室の倉庫に収蔵された開拓時代の農機具等を廃棄処分
市民寄贈の郷土資料を無断で処分 市民団体が抗議 北海道江別市 https://t.co/ckykGJKm5P
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) October 29, 2023
江別市大麻北町に建っていた旧大麻文化財整理(2023年解体)に保存されていた北海道開拓時代の農機具が処分されていたことが2023年10月の報道で明らかになりました。
これらの民具は市民からの寄贈により集められたもので、収蔵品を寄贈者に連絡せずに処分していたことで問題となっていました。
処分の経緯については江別市公式ホームページに掲載されています。
詳細「旧大麻文化財整理室並びに収蔵資料廃棄の経過 [PDFファイル/60KB]」
廃棄処分となった民具等460点のリストと写真を公開
2023年12月22日更新の江別市公式ホームページにて、廃棄資料に該当する「1940年代~1990年代受入資料リスト」が掲載されました。
受入資料リスト
- 1940年代~1990年代受入資料リスト [PDFファイル/97KB]/江別市公式ホームページ
※リスト中、寄贈年月日が「不明」となっている資料は、種類や形状等から1940年代~1990年代の期間中に寄贈されたと推定されるものです。
資料写真
資料写真は以下、5つのPDFファイルに分けて掲載されています。
※リンク先は江別市公式ホームページ(PDFファイル)
- (1)収蔵番号4~3507 [PDFファイル/6.75MB]
- (2)収蔵番号3527~4140 [PDFファイル/7.04MB]
- (3)収蔵番号4141~10867 [PDFファイル/7.87MB]
- (4)収蔵番号10868~13544 [PDFファイル/6.46MB]
- (5)収蔵番号13545~15605 [PDFファイル/4.82MB]
江別市の歴史を語る上で貴重だった多くの資料が失われてしまったのはたいへん悲しいですね。