2024年1月17日、第170回芥川賞・直木賞選考会が行われ、芥川賞に九段理江さんの「東京都同情塔」が、直木賞には河崎秋子さんの「ともぐい」と、万城目学さんの「八月の御所グラウンド」の2作が選ばれました。
※河崎の「崎」は「立つさき」です。
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北海道在住作家 河﨑秋子さん『ともぐい』直木賞受賞!
「あきちゃん おめでとうございます」地元で祝福…別海町出身の河崎秋子さん“ともぐい”直木賞受賞―町長は「町民栄誉賞も視野に」#北海道ニュースUHB #北海道 #別海町 #直木賞 #河﨑秋子 #ともぐい https://t.co/b8acu0faKi
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2012年、第46回北海道新聞文学賞(創作・評論部門)受賞を経てのデビュー以来、自然を相手に書き続けながら数多くの文学賞を受賞し、常に注目を浴びている小説家・河﨑秋子さんの最新長編『ともぐい』が第170回直木賞を受賞。
河﨑秋子さんは北海道で羊飼いの仕事を経て2015年に小説家デビュー。大藪春彦賞、新田次郎文学賞を受賞し、二度目の直木賞候補で受賞となりました。
牛のTシャツとピアスが話題に。
ピアスは牛が付けている個体識別番号が書かれた「耳標(じひょう)」!どこに売っているのでしょうか?
河崎秋子著「ともぐい」あらすじ
己は人間のなりをした何ものか――人と獣の理屈なき命の応酬の果てには
明治後期の北海道の山で、猟師というより獣そのものの嗅覚で獲物と対峙する男、熊爪。図らずも我が領分を侵した穴持たずの熊、蠱惑的な盲目の少女、ロシアとの戦争に向かってきな臭さを漂わせる時代の変化……すべてが運命を狂わせてゆく。人間、そして獣たちの業と悲哀が心を揺さぶる、河﨑流動物文学の最高到達点!!
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河崎秋子さんプロフィール
河崎秋子(かわさき・あきこ)
1979年10月15日、北海道別海町生まれ。2012年「東陬遺事」で第46回北海道新聞文学賞(創作・評論部門)受賞。14年『颶風の王』で三浦綾子文学賞、同作で15年度JRA賞馬事文化賞、19年『肉弾』で第21回大藪春彦賞、20年『土に贖う』で第39回新田次郎文学賞を受賞。他書に『鳩護』『絞め殺しの樹』(直木賞候補作)『鯨の岬』『清浄島』がある。
江別市を題材にした小説『土に贖う』
河崎秋子さんは新田次郎文学賞を受賞した作品『土に贖う』にて、江別市を題材にした小説を発表しています。
「ともぐい」とともに、こちらの「土に贖う」もたいへんオススメです。
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