江別市7条7丁目「パーラー大黒天 江別店」跡地、2025年8月時点の様子です。
この土地は「社会福祉法人すばる」さんが取得し特別養護老人ホームの建設予定地となっていましたが、工事が延期している状況でした。
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【江別市】パーラー大黒天跡地の工事は中止?特別養護老人ホーム建設予定地
「パーラー大黒天江別店」駐車場跡地と江別駅前・本町通りの様子。
以前ここでは「社会福祉法人すばる特別養護老人ホーム建設予定地」として2023年7月頃から工事開始予定となり、仮囲いと工事看板が設置されていたのですが、撤去されていました。計画では大麻北町にある「特別養護老人ホームひだまり大麻」をこの地に移転し、50床から100床の施設として新設する予定だったとのこと。
2025年7月30日付けの江別市ホームページの情報によると、『江別市高齢者総合計画に基づき、介護保険施設の整備事業者として選考された者から、選考を辞退する旨の届出がありましたのでお知らせします。』と社会福祉法人すばるさんが辞退する旨の告知を掲載。辞退理由として『建築費高騰を受け施設整備に係る資金調達が困難となったため』としています。このことから江別市7条7丁目の工事は中止になったものと思われます。
かつて大黒天の巨大な店舗が建っていた場所は雑草が生い茂り、自然に帰りつつあります。
広大な駐車場跡地の様子。工事が中止になったとすると、この場所はまたしばらく更地のままの状態が続くのでしょうか。
以前、江別小学校跡地に大学誘致の予定があったものの、こちらも建築資材高騰を理由に頓挫したことがありました。
建築費の高騰という大きな社会的課題の影響が、またひとつ江別のまちづくりにも影を落とす形となりました。今後の動向にも注目していきたいところです。