
江別市野幌代々木町、江別消防署の北側・2番通り沿いにある広大な空き地。
長年にわたって更地のままとなっていたこの土地ですが、2026年6月21日現在、敷地の一部が江別病院の臨時駐車場となっており、更に奥には工事用のプレハブが建つなど大きな変化がありました。
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もくじ
江別病院の「職員臨時駐車場」として利用


現地には、「医療法人渓和会 江別病院 職員臨時駐車場(一部患者様用あり)」と書かれた案内看板が設置されており、広い敷地の約半分が臨時駐車場として利用されていました。

一方、敷地の残りは草地のままとなっており、広大な土地全体が駐車場として利用されているわけではないようです。
プレハブや工事看板も設置

敷地内にはプレハブ事務所や工事看板も設置されており、一見するとこの土地で新たな工事が始まるようにも見えます。
しかし、施工体系図を確認したところ、掲示されていた工事名は
「野幌町48号道路整備工事」
であることが分かりました。
江別市の資料によると、この工事は江別病院南側を通る「野幌町48号道路」の道路改良工事で、施工延長約204.6メートル、幅員約13.0~14.25メートルの道路整備を行うものです。工期は2026年4月下旬から2027年1月頃までで、工事期間中は一部通行止めが予定されています。
そのため、このプレハブ事務所や工事看板は、この土地を工事するためのものではなく、
- 現場事務所
- 作業員詰所
- 資材置き場
- 重機や工事車両のヤード
など、道路整備工事の拠点(ヤード)として利用されている可能性が高いと考えられます。
江別病院第3駐車場は建設工事関係者の搬入口に

2026年6月22日に江別病院周辺を確認したところ、江別病院第3駐車場は、新棟建設工事関係者の搬入口・車両置場として利用されていました。
※6月17日~7月7日までの期間、第3駐車場は駐車禁止との案内が江別病院公式サイトに掲載
野幌町48号道路整備工事


また、江別病院の東側では現在、野幌団地跡地にて病院の新棟建設工事が続いており、南側の野幌町48号道路沿いには、
- 「野幌町48号道路整備工事」
- 「道路を広げています」
- 「車両通行止めになりますので迂回をお願いします」
と書かれた案内看板も設置されていました。
訪問時は「休工中」となっていましたが、工事は2027年1月上旬頃まで続く予定です。

臨時駐車場が設けられた理由は?
現在、江別病院第3駐車場は新棟建設工事関係者が利用しているため、病院職員用の駐車スペースが不足しているものとみられます。
そのため病院では、野幌代々木町の広大な土地を職員臨時駐車場として活用していると考えられます。
さらに、野幌町48号道路は、工事期間中は一部通行止めも予定されています。
そのため、この臨時駐車場は新棟建設への対応だけでなく、道路整備工事による交通規制を見据えた対策という役割も兼ねている可能性がありそうです。
現場事務所や資材置き場も設けられていることから、この土地は現在、
- 江別病院の職員臨時駐車場
- 野幌町48号道路整備工事のヤード
という二つの役割を担っているものとみられます。
長年更地だった野幌代々木町の土地の歴史

ところで野幌代々木町75の広大な土地は、かつて「北海道立工業試験場 野幌分場」(後の地方独立行政法人北海道立総合研究機構〈道総研〉工業試験場野幌分場)があった場所です。
野幌分場は、江別がレンガや窯業の一大産地として発展してきた歴史の中で、粘土やレンガなどの試験・研究、技術開発を行い、北海道の窯業技術を支えた研究拠点として長年活用されていました。
施設解体後は広大な更地となり長年土地が活用されないままでしたが、2026年6月現在は江別病院の臨時駐車場として利用されるとともに、道路整備工事の現場事務所や資材置き場など、工事ヤードとしても活用されている状況です。
現時点では、この土地そのものを開発する工事は確認されていませんが、江別病院新棟建設や周辺道路整備が進む中で、この広大な敷地の活用方法にも今後変化があるのか、引き続き注目していきたいところです。


