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江別市と北海道日本ハムファイターズが、新たな形で連携を続けることになりました。
北海道日本ハムファイターズとファイターズ スポーツ&エンターテイメントは2026年9月29日、江別市および苫小牧市と、それぞれ「フレンドシップ協定」を締結したと発表しました。
江別市と苫小牧市は、ファイターズのファーム施設(2軍本拠地)移転をめぐり、恵庭市とともに最終候補地となっていた自治体です。
ファーム施設そのものは恵庭市への移転が内定しましたが、約2年間にわたり続いた誘致活動をきっかけに生まれたつながりは途切れず、今回、スポーツ振興や地域活性化を目的とした正式な協定として新たな形で残ることになりました。
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もくじ
江別市とファイターズ「フレンドシップ協定」締結
今回のフレンドシップ協定は、北海道日本ハムファイターズ、ファイターズ スポーツ&エンターテイメントと、江別市・苫小牧市がそれぞれ締結したものです。
球団によると、ファーム施設移転について約2年間協議を重ねてきた両市の行政関係者をはじめ、誘致活動を進めた期成会や市民、さらに近隣市町村に対し、今後もスポーツ振興や地域活性化に向けた取り組みに協力することを目的としています。
協定は2026年9月29日に締結され、有効期間は2029年9月30日までの3年間。
江別市や苫小牧市だけでなく、それぞれを中心とした周辺地域の発展にも継続的に貢献していくとしています。
野球教室・子ども食堂支援・地域イベントなどを実施へ
協定では、大きく3つの取り組みが示されています。
一つ目は、野球少年・少女を対象とした野球教室を年1回開催すること。
子どもたちだけでなく、少年少女野球に携わる指導者に対しても、技術指導などについて助言を受けられる機会を設けます。
二つ目は、地域の青少年や子ども食堂などに対する「食」の支援。
食料品の贈呈などを通じた支援を行う予定です。
三つ目は、地域特性や産業、食文化、自然環境など、それぞれの地域資源を活用したイベントや情報発信、交流事業の実施です。
今後、江別市とファイターズが具体的にどのような事業を展開していくのか注目されます。
11月にはエスコンフィールドで野球教室
協定締結を記念した最初の取り組みも決まっています。
2026年11月7日(土)・8日(日)の2日間、北広島市の「エスコンフィールドHOKKAIDO」で「フレンドシップ協定締結記念 ファイターズ野球教室」が開催される予定です。
第1回となる今回は、北海道日本ハムファイターズ選手会が主催。
対象となるのは、江別市・苫小牧市と周辺19市町村の少年野球チームに所属する小学4~6年生です。
江別市側の周辺自治体では、当別町と新篠津村も対象となっています。
対象自治体は以下の21市町村です。
江別市、当別町、新篠津村、苫小牧市、室蘭市、登別市、伊達市、豊浦町、壮瞥町、白老町、厚真町、洞爺湖町、安平町、むかわ町、日高町、平取町、新冠町、浦河町、様似町、えりも町、新ひだか町。
具体的な参加条件や参加方法については、今後各市を通じて発表される予定です。
ファーム誘致では江別市も最終候補地に
北海道日本ハムファイターズは、千葉県鎌ケ谷市にあるファーム施設の北海道内への移転を検討し、江別市、苫小牧市、恵庭市の3市を最終候補地として協議を進めていました。
江別市では飛烏山公園周辺を候補地として提案。
行政だけでなく、市内の経済界や市民などによる「江別・北海道日本ハムファイターズファーム誘致期成会」が設立され、市内外で大規模な誘致活動が行われました。
署名活動では最終的に6万筆を超える署名が集まるなど、市を挙げた取り組みとなりました。
しかし2026年7月、ファイターズはファーム施設の移転候補地を恵庭市に内定したと発表。
江別市へのファーム施設誘致は実現しませんでした。
「誘致終了」で関係は終わらず
一方、ファイターズは恵庭市への内定を発表した時点で、江別市と苫小牧市についても、これまで築いた関係を大切にしながら、スポーツ振興や地域活性化などで連携していく方針を示していました。
今回のフレンドシップ協定は、その方針が具体的な形になったものといえます。
ファーム施設そのものは江別市に建設されないこととなりましたが、およそ2年間にわたる誘致活動を通じて生まれたファイターズとのつながりは、今回の協定によって今後少なくとも3年間継続することになります。
野球教室だけでなく、食や地域資源を活用したイベント・交流事業なども協定に盛り込まれており、今後江別市内でどのような取り組みが行われるのか注目されます。
参考
北海道江別市、苫小牧市とのフレンドシップ協定締結について/北海道日本ハムファイターズ