江別火力発電所専用線跡は現在『四季のみち』という遊歩道になっています。
函館本線の線路にほど近い「四季のみち」のスタート地点。
「四季のみち」はその名の通り「春・夏・秋・冬ゾーン」の4つにエリアがわかれています。
スタート地点は「春のゾーン」から始まります。
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四季の道・春のゾーン起点
全長1,560メートルの散歩道の始まりです。
右にパン屋さん「ベーカリーマルリ」があります。
パンを食べながら散歩するのもイイですね。
四季のみち 夏のゾーン
ここから先は「夏のゾーン」となります。
右に見えるのは江別市立病院の建物。
帽子をかぶったサックスおじさん(ラッパおじさん)の銅像
途中にベンチに座ってサックスを吹いているおじさんに出くわします。
彼は何?
作品名は「ワン・モア・タイム」1993年製作、黒川晃彦さんの作品です。
江別市民の間では「ラッパおじさん」とも呼ばれているそうです。
左手を上げて「ワンモアタイム!」とつぶやいている瞬間、という感じでしょうか。
思わず隣りに座って記念撮影をしたくなりますね。
サックスおじさんの銅像から2番通り付近までは道の間に溜池があります。
写真は秋だったので水は出ていませんが、夏には噴水の水が出て子どもたちの水遊び場になるようです。
ホタルの生息する道
このエリアではヘイケボタルを飼育しているそうで、「ヘイケボタルの一生」という看板が入口に立っていました。
夏の夜にここを歩いたら蛍の光に出会えるのでしょうか。
堀割構造のような特長ある道です。
ちなみにこのホタルの道の床は、枕木を敷き詰めたものになっています。
この枕木、火力発電所専用線で使われていたものなのでしょうか。
このゆるやかなカーブはまさに鉄道路線跡といった雰囲気ですね。
『北海道電力江別火力発電所専用線の廃線跡を歩く(4)』へ続く