2020年1月15日に発表された第162回直木賞受賞作品は、川越宗一さんの『熱源』でした。
この作品は、漫画「ゴールデンカムイ」でも話題の「樺太アイヌ」が登場するお話ですが、主人公の樺太アイヌが移住した地は「江別市対雁(ついしかり)」です。
そんな作品の舞台となっている現地の江別市でも大きな反響を呼んでおり、巨大書店の江別蔦屋書店でも売り切れ、入荷待ちの状態が続いているとのことです。
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もくじ
直木賞受賞作「熱源」川越宗一著 舞台の江別市で売り切れ!図書館1年待ち!
直木賞受賞作『熱源』に江別市が登場するとのことで、地元ではかなり話題になっています。
私が江別蔦屋書店で熱源の平積みを確認したのは、直木賞受賞が発表された翌日の1月16日夜ですが、その後すぐに売り切れてしまったようですね。
また、図書館で貸し出し予約が1年待ちとなっているそうです…。人気の高さに驚かされます。
川越宗一さん江別市郷土資料館訪問の話題
また、川越宗一さんが江別市郷土資料館を訪れたということも話題になっています。
江別市郷土資料館を訪れた川越宗一さんについての話題は以下の記事で詳しく書きましたので御覧ください。
江別市対雁と榎本公園
江別市対雁には江別発祥の地として有名な「榎本公園」があります。
直木賞を受賞した「熱源」に対雁(ツイシカリ)の話が出てくるという事で、江別の榎本公園の写真を上げてみる。
江別発祥の地として栄えてから衰退するまでの略歴が記載されていて、樺太アイヌの移住やコレラによる大惨事の記録もある。 pic.twitter.com/P3cAB3ze23— ワカドリ (@WAKADORIKAMUI) January 15, 2020
榎本公園だけに、榎本武揚の像があります。思わず土方さんと一緒に撮っちゃいました。
箱館戦争で共に戦った後、榎本武揚はこの場所に農場を開き、それが江別市発祥の地となった様です。 pic.twitter.com/Gdlr7DNMTC— ワカドリ (@WAKADORIKAMUI) January 15, 2020
Amazonでも価格が高騰!
「熱源」の書籍はAmazonでも一時売り切れとなっていたらしく、中古品の価格が異様な高値を付けていました。
画像の価格は2020年1月23日早朝時点のもの。価格は安い順です。
最高値では、送料込みで6,000円超えの値段をつけているものもありました。
1月23日6時現在は新品在庫ありの状況でしたので、値段は次第に落ち着くと思いますが、またすぐに売り切れてしまうかも知れませんね…。
追記:江別蔦屋書店で「熱源」入荷[2020年1月23日]
2020年1月23日付の江別蔦屋書店情報によると、「熱源」が大量入荷したようです。