江別市野幌町にある8丁目通り商店街の道路拡幅工事が終わりに近づき、長年に渡り行われてきた『江別の顔作り事業』基盤整備が完了となります。
というわけで、8丁目通り商店街の道路工事終盤の状況(2022年3月23日撮影)をリポートします。
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もくじ
8丁目通り商店街道路工事終了で『江別の顔づくり事業』基盤整備完了へ
8丁目通り商店街の道路拡幅工事で、歩道はかなり広々となりました。
歩道には江別市を象徴する「レンガ」が敷かれています。
上の写真は「スシロー江別店」横付近の8丁目通りの様子。
「キッチンカー三美焼き鳥」の敷地向かい付近の道路の様子。
道路沿いには街路樹か花でも植えられるのでしょうか。
「はやし野幌店」付近から南東方向を見た様子。
「つぼ八 野幌店」付近の交差点の様子。
この辺りの工事も昨年の夏頃からなかなか終わりませんでしたが、ようやく完成しています。
「鳥せい江別野幌店」向かい付近から南東方向を見たところ。
真新しい道路案内標識が付きました。
「つぼ八野幌店」付近から北西方向を見た様子。
「医療法人英生会 野幌病院」付近の交差点の様子。この辺りも工事が長引いていましたが、きれいになりました。
できればこの8丁目通りと鉄西線の丁字路に信号があると助かるんですけどね…。
「ほっぺぱん」付近から北西方向を見た様子。
令和3年度、この道道8丁目通の完成をもって『江別の顔づくり事業』の全ての基盤整備が完了になります。
江別の顔づくり事業 整備完了へ
上記の8丁目通り商店街の道路工事終了を持って、長年に渡って行われてきた『江別の顔づくり事業』基盤整備完了となります。
江別市公式サイトでは、『江別の顔づくり事業 整備完了報告書』を読むことが出来ます。
江別の顔づくり事業とは?
『江別の顔づくり事業』は平成18年度から始まった江別市による野幌周辺地区の整備事業計画です。
「野幌駅を中心とした都市機能の充実や賑わいのある都心づくり」として以下の主目的がありました。
- 都心を中心とした「南北市街地の一体化によるコンパクトな市街地形成」
- 商業・業務、交通、文化・交流、居住などの「都市機能の充実による中心市街地活性化」
主な事業内容は以下の通り。
南北市街地の一体化
- 鉄道高架化で渋滞が解消
- 鉄道横断道路を5ヶ所増加
野幌駅付近の整備
- 北口・南口駅前広場の整備
- 幅の広い歩道の整備とバリアフリー化
- 電線類の地中化
- 駐輪場の整備
- 野幌中央緑地・グリーンモール等の緑地整備
都市機能の充実
- 市民交流施設「ぷらっと」
- 宿泊施設「ホテルリボーン野幌」
- 商業観光施設「EBRI(エブリ)」
- 八丁目プラザのっぽ
これらの事業で利便性や快適性が向上し、市民満足度も大幅上昇。波及効果として、野幌駅周辺の地価が令和元年より上昇を続けています。
少し昔の8丁目通りの様子
8丁目通り拡幅工事前の状況を何枚かご紹介します。
2014年撮影の8丁目通りと鉄西線の交差点付近。以前この辺りは三角形の交差点となっていました。
写真は三角交差点閉鎖直後の様子。
2015年3月撮影。右手に見えるのは旧『鳥せい江別野幌店』(向かいに移転)。
この時は道路幅も歩道も狭かったですが、道路沿いの建物をほぼ全て奥へ移築・建て直しが行われ、現在の道路幅を確保することになります。
同じく2015年3月撮影。左に見えるのは旧『山田商店』(向かいに移転)と、『セレモニーホールはやし』さん。
どの建物も昭和な雰囲気が漂っていて良い感じです。2015年時点で建て直しが完了している店舗も数軒ありました。
8丁目通り商店街の場所アクセス地図
住所:北海道江別市野幌町
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