2021年5月14日、第34回三島由紀夫賞と山本周五郎賞(新潮文芸振興会主催)の選考会が東京で開催され、三島賞に乗代雄介さん(34)の『旅する練習(講談社)』に、山本賞は佐藤究さん(43)の『テスカトリポカ(KADOKAWA)』に決まりました。
乗代雄介さんは江別市出身の小説家で、過去には芥川賞に2回ノミネートされている注目の作家です。
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江別市出身の小説家・乗代雄介氏が第34回三島由紀夫賞を受賞!
第34回 #三島由紀夫賞 と #山本周五郎賞 の選考会。「一回やってみたかった」とお互いの受賞作を交換する山本賞 #佐藤究 さん(右)とキャラじゃないとつぶやく三島賞 #乗代雄介 さん
どのような記念写真になったかは写真特集で→https://t.co/TrHbAhZHBM
「#旅する練習」「#テスカトリポカ」 pic.twitter.com/i2BVerYI0P— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) May 14, 2021
第34回三島由紀夫賞・山本周五郎賞の選考会が2021年5月14日に開かれ、江別市出身の乗代雄介さん(東京都在住)の『旅する練習(講談社)』に決まりました。
山本周五郎賞には福岡県出身の佐藤 究(きわむ)さん(43)の『テスカトリポカ(KADOKAWA)』が選ばれています。
乗代雄介さんプロフィール
- 乗代雄介(のりしろ ゆうすけ)
- 1986年6月18日生まれ(2021年5月現在34歳)
- 江別市出身
- 東京都葛飾区在住
- 最終学歴:法政大学社会学部メディア社会学科卒業
主な経歴
- 2015年:「十七八より」[8]で第58回群像新人文学賞を受賞しデビュー
- 2018年:『本物の読書家』で第40回野間文芸新人賞受賞
- 2019年:「最高の任務」で第162回芥川龍之介賞候補
- 2020年:「旅する練習」で第164回芥川龍之介賞候補
- 2021年:『旅する練習』で第34回三島由紀夫賞受賞
北海道江別市生まれ。幼少期に東京都練馬区に移る。中学生のとき、「侍魂」などのテキストサイトが流行していたことや、いがらしみきおの『のぼるくんたち』の影響などからブログで「創作」と呼ばれる文章を書き始める。ブログのタイトルは、キンクスの曲名に由来する「ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ」。高校時代から、読んだ本の気に入った部分をノートに書き写すという習慣を持つようになる。ブログを創作の原点と考えているという。大学のセンター入試前後、2ちゃんねるの国内サッカー板に建てたスレッド「今日俺が一人で近所の公園でリフティングをしてたら」が別の書き手によって書き継がれ、小学館から単行本化された経験をもつ。
法政大学社会学部メディア社会学科卒業。在学中は田中優子のゼミに所属。卒業後、学習塾に勤務。
引用元:乗代雄介/Wikipedia
今回、三島賞受賞作となった『旅する練習』は、2020年の第164回芥川賞の候補作品でもありました。
三島由紀夫賞受賞おめでとうございます!