北海道江別市在住の推理作家、櫻田智也(さくらだ ともや)さんが、作品『蝉かえる』で『第74回 日本推理作家協会賞』を受賞されました!
この記事では第74回 日本推理作家協会賞の受賞作品と、櫻田智也さんのプロフィールについてご紹介します。
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もくじ
江別市在住作家・櫻田智也氏『蝉かえる』で第74回日本推理作家協会賞を受賞!
2021年4月22日、『第74回 日本推理作家協会賞』の受賞作品が決定しました。
受賞作品には、北海道江別市在住の推理作家である櫻田智也さんの『蟬かえる』が『長編及び連作短編集部門』に決まっています。
今回発表された『第74回 日本推理作家協会賞』の受賞作品は以下のとおりです。
第74回日本推理作家協会賞受賞作決定
〈長編および連作短編集部門〉
- 『インビジブル』(文藝春秋)坂上 泉
- 『蝉かえる』(東京創元社)櫻田 智也
〈短編部門〉
- 『#拡散希望』(新潮社 小説新潮2月号)結城 真一郎
〈評論・研究部門〉
- 『真田啓介ミステリ論集 古典探偵小説の愉しみⅠ フェアプレイの文学』
『真田啓介ミステリ論集 古典探偵小説の愉しみⅡ 悪人たちの肖像』(荒蝦夷)真田 啓介
正賞は名入り腕時計、副賞は賞金50万円となっています。
櫻田智也さんプロフィール略歴・デビュー作
櫻田智也さんの主なプロフィール・経歴は以下のとおりです。
- 北海道長万部町出身
- 小学5年から中学までは函館市、高校時代は北斗市で過ごす
- 北海道江別市在住
- 埼玉大学大学院修士課程修了
- デイリーポータルZの元ライター
- 2013年、「友はエスパー」が第4回創元SF短編賞の最終候補となる。
- 2013年、「サーチライトと誘蛾灯」で第10回ミステリーズ!新人賞を受賞
- 2017年、受賞作「サーチライトと誘蛾灯」を表題作にした連作短編集でデビュー。
- 2018年「火事と標本」、2020年「コマチグモ」で第71回・第73回 日本推理作家協会賞短編部門候補となる
- 2021年、「蟬かえる」で第74回日本推理作家協会賞 長編及び連作短編集部門を受賞
参考:Wikipedia 櫻田智也
表向きの物語の裏で、本当は何が起きていたのか。縦横無尽に張り巡らされた伏線から浮かび上がる真実。日本推理作家協会賞受賞、櫻田智也『蟬かえる』は令和の本格ミステリ短編集のニュー・スタンダードです。前作『サーチライトと誘蛾灯』(創元推理文庫)ともども皆読もう! https://t.co/Xb5rGa369h
— 浅木原忍 (@asagihara_s) April 22, 2021
櫻田智也『蝉かえる』(東京創元社/単行本)が第74回日本推理作家協会賞〈長編及び連作短編集部門〉を受賞しました
第10回ミステリーズ!新人賞でデビューした櫻田先生は第一短編集『サーチライトと誘蛾灯』(創元推理文庫)も好評発売中です。改めておめでとうございます。https://t.co/VMuOFPUqV5 pic.twitter.com/D1RaTsWT53— 東京創元社 (@tokyosogensha) April 23, 2021