江別市内でもっとも歴史のある江別駅。ふと、最近流行りの画像生成AIに江別駅の画像を作ってもらったら記事作成に使えて便利かも?と思い実行してみたところ、意外すぎる結果が出たのでご紹介。
生成に使用したのはBing。プロンプト(指示文)は「北海道江別市にある江別駅の駅舎の画像を作成してください」といった感じで、何度か微妙に指示文を変えて実行しました。
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【江別市】江別駅に城が建つ
画像生成AIで最初に出てきた「江別駅の駅舎画像」。お寺のような巨大和風建築が現れました。
長野県かどこかにありそうな雰囲気の駅舎です。が、江別駅とは似ても似つかない駅舎となってしまいました。
こちらは同時に生成された、お城のような豪奢な駅舎。なにげに建物正面に「EBETSU」と書かれているのが好印象。
それにしてもピンク色の桜の木?がかなり不自然。
さらに別テイクとして洋風駅舎が出力されました。改築される前の東京駅を思わせます。めちゃくちゃオシャレですね。
プラットホームを追加したら明治時代に飛ぶ
建物だけだと鉄道の駅舎という雰囲気が出ないので、ホームを指示文に入れてみたらいいかもと思い、出力してみたのが以下の画層。
なぜかセピア色になり、電車ではなく蒸気機関車が並ぶ結果となりました。これはこれで良い絵ではありますが…。いつの時代やねん、という感じです。
おまけに手前と奥の両方に側線が並んでしまったら駅前の街はどういう構造になってるの?とか、駅前に置かれてる車両と汽車は展示?それとも駅舎正面に入線して来てるの?とか、いろいろツッコミどころが多い。
別テイクのセピア調画像。駅周辺の景観が明治時代の江別駅を彷彿とさせます。
「これ、昔の江別駅ですよ」と言ったら知らない人は納得してしまうかも知れません。
雪国らしいホームと駅舎。しかし…
指示文に「北海道」を追加してみると、雪国っぽい雰囲気のホームになりました。
とはいえ江別にこんな標高の高い連山は無いし、車両がJR東海っぽいですね。
別テイクではさらに山奥の雰囲気になってしまいました。江別は平坦な土地が特徴なんですけどねー。
山間の雰囲気は高山本線を彷彿とさせます。列車はスイスの観光鉄道のようなイメージ。
でもよく見るとホームに車停まってるし、出入口がホームの2階にあるし…。
野幌駅も試してみた
江別駅でうまくいかなかったので、野幌駅に変更して出力してみました。
野幌駅……???なぜか茅葺屋根の和風駅舎が登場。ジブリの映画に出てきそうな雰囲気ではあります。
茅葺屋根の駅舎といえば会津鉄道の湯野上温泉駅(福島県南会津郡下郷町)が有名ですが、この画像は北海道らしさが微塵もないですね。
イラストっぽい雰囲気に変えて出力した野幌駅。街中っぽい雰囲気が良い感じですが、まあ野幌駅とは一つも類似点がないですね。
バスが大胆な止まり方をしてますが大丈夫でしょうか。
ホームと列車を追加してみましたが北海道らしい雰囲気にはなりませんでした。
指示するたびに画像が大きく変わるので、根気よく指示を与えればもっと良くなるのかも知れません。
というわけで、画像生成AIで遊んでみた結果でした。日進月歩で進化するAI、今後どんどん精度が上がって便利になっていくことでしょう。もしかしたら近い将来には指示文の返答に完璧に答えてくれて、こんなお遊びもできなくなるかもしれません笑