北海道江別市出身で東京都在住の作家・乗代雄介氏の作品『旅する練習』が、第37回 坪田譲治文学賞に決まったとの発表がありました。
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江別市出身の作家・乗代雄介氏「旅する練習」が第37回坪田譲治文学賞を受賞!
2022年1月20日付の報道によると、第37回坪田譲治文学賞に、江別市出身の作家・乗代雄介氏(35)の『旅する練習』が決まったと発表されました。
坪田譲治文学賞は、岡山市出身の児童文学作家・坪田譲治の功績を称えて設立された賞で、大人も子供も共有できる世界を描いた作品が対象としています。
乗代雄介氏の『旅する練習』は、2020年に芥川賞候補にもなり、また昨年2021年には三島由紀夫賞を受賞している、ひじょうに評価の高い作品です。
乗代雄介著『旅する練習』あらすじ
第34回三島由紀夫賞受賞作。
中学入学を前にしたサッカー少女と、小説家の叔父。
2020年、コロナ禍で予定がなくなった春休み、
ふたりは利根川沿いに、徒歩で千葉の我孫子から鹿島アントラーズの本拠地を目指す旅に出る。
ロード・ノベルの傑作! 第164回芥川賞候補作。「この旅のおかげでそれがわかったの。
本当に大切なことを見つけて、
それに自分を合わせて生きるのって、
すっごく楽しい」(本書より)出典:旅する練習 乗代雄介/Amazon
乗代雄介氏、過去の受賞・候補時の記事
乗代雄介さんが、三島由紀夫賞を受賞したときと、芥川賞にノミネートされた時の記事は以下。