2024年2月5日、江別市は「北海道旅客鉄道株式会社」と「生活協同組合コープさっぽろ」と連携協定を結び、魅力あるまちづくりと相互の持続的な発展を図るための連携・協定事項を発表しました。
連携して開発される場所はJR野幌駅より西側の鉄道林跡を含む高架沿い(野幌松並町・野幌若葉町)の土地。
この開発に伴い、「コープさっぽろ野幌店」は高架沿いに移転、また野幌松並町に新たに約90区画の宅地分譲が行われるということです。
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「コープさっぽろ野幌店」移転&宅地90区画分譲予定[江別市野幌松並町]
計画によると、江別市野幌松並町の鉄道林跡地となる函館本線高架橋沿いの土地(白樺通と9丁目通りの間)に「コープさっぽろ野幌店」が移転予定とのこと。
コープさっぽろ野幌店の店舗は築47年で老朽化が進んでいたこともあり、2023年12月にJR北海道からこの場所(約1.5ha)を取得。
新しい店舗には、トドックステーションという子育て世代、小さいお子様を抱えているお母様方が集まれる場所づくりといった施設も盛り込む予定だそうです。また、隣接する道路については、今まで行き止まりになっていた道路の利活用も行う予定とのこと。
ちなみに2023年6月にオープンした「コープさっぽろ きたひろしま店」には「無印良品(※2023年7月オープン)」が出店し話題となりました。野幌店にどのようなテナントが入るかも気になるところです。
JR北海道の分譲地・コープさっぽろ移転場所
今回の江別市・JR北海道・コープさっぽろ3者が連携して開発する土地の周辺地図。
- A:コープさっぽろ野幌店 移転予定地
- B:JR北海道宅地分譲(約90区画)
- C:江別市(サウンディング調査中)
JR北海道による宅地分譲の販売は2025年度からを予定しているとのこと。JR野幌駅からは東西グリーンモールという遊歩道で直結しており、通勤通学にも非常に便利な場所となっていて、販売開始となれば人気が集まりそうです。
3者連携による土地開発が今後どのような形になるのか注目です。