
札幌市と北広島市を結び、江別市内を通過する北海道道128号「札幌北広島環状線」。
この路線には、長年にわたり整備が進んでいなかった未開通区間が存在します。
2024年度からこの区間の整備が動き出しており、江別市にとっても今後の交通やまちづくりに関わる重要な事業です。
この記事では、札幌北広島環状線の未開通区間と新たに建設される橋について整理したうえで、現地の様子を実際に取材したYouTube動画もあわせて紹介します。
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北海道道128号「札幌北広島環状線」と未開通区間について
北海道道128号「札幌北広島環状線」は、札幌市西区と北広島市を結ぶ広域幹線道路で、途中で江別市内を通過します。
環状線という名称ですが、実際には札幌圏の外側を半円状に結ぶルートとなっています。
この路線のうち、未着工だったのが
江別市工栄町から札幌市東区までの約7.2kmの区間です。
地図上では道路が通っているように見える一方、現地では用地取得の難しさや既存建物、用水路の存在などから、長年整備が進んでいませんでした。
事業概要では、この未開通区間について2024年度から用地測量・物件調査を開始し、段階的に整備を進め、2036年度の完成を目指すとされています。
江別市内の新設区間は、4車線(片側2車線)で整備される予定です。
豊平川を渡る「札幌江別大橋(仮称)」の建設計画

未開通区間の整備にあわせて、豊平川を渡る新たな橋
「札幌江別大橋(仮称)」
の建設も計画されています。
これまで周辺の橋梁は、幅が狭かったり、現在の交通量を想定していない構造だったりと、課題を抱えてきました。
今回の計画では、既存の道路を拡幅するのではなく、農地側に新たなルートを設け、河川を跨ぐ形で新橋を整備する方針が示されています。
事業スケジュールは次のようになっています。
・2024年度:用地測量・物件調査
・2025~2026年度:用地買収・物件補償
・2027年度:北工区・南工区で事業実施
・2036年度:完成予定
完成までは長い期間を要しますが、未着工区間が正式に事業化された点は大きな動きといえそうです。
江別市・札幌市それぞれの未開通区間の今
こうした計画を、実際の風景とともに紹介しているのが、YouTubeチャンネル『ゾヌ(廃道、廃墟、道路探索 / 北海道)』で公開されている動画です。
動画では、札幌北広島環状線の未開通区間について、実際に現地におもむき、未通区間の両端は現在どうなっているのかを映像で紹介しています。
また動画内では、未開通区間だけでなく、旧国道や古い橋梁、戦前・戦後の道路整備の歴史にも触れられています。
さらに、モエレ沼公園や角山農場など周辺の施設も紹介され、道路計画と地域の成り立ちを一体として見ることができます。
行政資料だけでは分かりにくい「現地の今」を知る手がかりとして、札幌北広島環状線に関心のある方は一度チェックしてみると良さそうです。
※「北海道道128号札幌北広島環状線」および「札幌江別大橋(仮称)」の計画についての詳細は以下の記事にまとめています。
※事業内容やスケジュールは変更となる場合があります。最新情報は公式発表をご確認ください。



