
北海道江別市の株式会社岩谷技研が、政府の宇宙戦略基金事業「SX-CRANE」において、東京科学大学を代表機関とする研究プロジェクトへ連携機関として参画することを発表しました。
同社が培ってきた成層圏での高高度気球の運用技術を活用し、将来の有人火星探査を見据えた環境センシング技術などの研究開発に取り組みます。
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もくじ
岩谷技研が宇宙戦略基金事業「SX-CRANE」に参画
株式会社岩谷技研は、政府が推進する宇宙戦略基金事業の技術開発テーマの一つ「宇宙転用・新産業シーズ創出拠点『SX-CRANE』」において、東京科学大学を代表機関とする提案へ連携機関として参画すると発表しました。
このたび、事務局を務めるJAXA(宇宙航空研究開発機構)と代表機関である東京科学大学との契約が締結され、本格的に研究開発が進められます。
採択された研究課題
今回採択された研究課題は次のとおりです。
- 技術開発テーマ:宇宙転用・新産業シーズ創出拠点「SX-CRANE」
- 代表機関:国立大学法人東京科学大学
- 研究代表者:関根 康人氏
- 技術開発課題:有人火星時代に向けた環境センサ・小型ペイロード開発拠点(牽引型)
- 関連情報:https://fund.jaxa.jp/techlist/theme2_17/
成層圏気球技術を有人火星探査へ活用
岩谷技研はこれまで、成層圏まで到達する高高度気球や宇宙関連機器の研究・開発を進めてきました。
今回のプロジェクトでは、その高高度気球の運用技術を生かし、将来の有人火星探査を見据えた環境センシング技術や小型ペイロードの研究開発に活用します。
研究では、宇宙空間における環境を高精度で計測するセンサ技術のほか、極限環境下でのデータ取得・解析技術の開発も進められる予定です。
これらの技術は宇宙探査だけでなく、地球環境のモニタリングや防災、資源探査など幅広い分野への応用も期待されています。
東京科学大学や企業・大学と産学連携
本研究は東京科学大学を代表機関として実施されます。
連携機関には岩谷技研のほか、株式会社島津製作所や株式会社Midtown、東北大学、東京大学、大阪公立大学など、企業や大学、研究機関が参加します。
各機関が持つ南極、成層圏、深海、海上など極限環境で培われたセンサ・デバイス技術を宇宙向けに小型化・耐環境化・省電力化し、人類が火星や月へ向かう将来を見据えた環境計測技術の実現を目指します。
岩谷技研について
株式会社岩谷技研は江別市大麻中町に本社を置く宇宙スタートアップ企業です。
成層圏へ到達可能なスペースバルーンの開発や、気球による「宇宙遊覧フライト」の商用化を目指す「OPEN UNIVERSE PROJECT」を展開しており、「宇宙の民主化」を掲げて技術開発を進めています。
今回の大型研究プロジェクトへの参画により、同社が持つ成層圏での技術が、将来の有人火星探査に向けた研究へ活用されることになります。
株式会社岩谷技研
- 所在地:北海道江別市大麻中町26番地22
- 代表者:代表取締役 岩谷 圭介氏
- 事業内容:スペースバルーン、成層圏・宇宙関連機器の研究・開発、宇宙遊覧フライト事業など
- 公式サイト:https://iwaya.biz/
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000088928.html



