
2026年7月31日(金)、江別市役所本庁舎で、北海道発の音楽ユニット「HAMBURGER BOYS(ハンバーガーボーイズ)」による江別市応援ソング「Oh Good Day EBETSU」の完成報告会が行われました。
江別の小麦畑や赤レンガ、市内の駅名、風の強さなど、市民にとって身近な風景や話題を詰め込んだ一曲です。報告会では、楽曲制作への思いや歌詞のこだわり、江別市内で行われたミュージックビデオ撮影のエピソードなどが語られました。
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もくじ
ハンバーガーボーイズが江別市応援ソングの完成を報告

ハンバーガーボーイズと江別市長
完成報告会には、HAMBURGER BOYSのボーカル・山田雄太さん、ギター・田村次郎さん、DJ・金田ヒデミさんの3人が出席しました。
HAMBURGER BOYSは、北海道内を主な活動拠点とし、道内の市町村や特産品などをテーマにした地域密着型の楽曲を数多く制作している音楽ユニットです。
江別市内で開催されたイベントへの出演などをきっかけに江別とのつながりが深まり、今回の応援ソング制作につながったといいます。
山田さんは、江別の曲を作るにあたり、実際に市内を訪れたほか、江別に住む友人や知人から街の情報を集めたと説明しました。
もともと小麦とレンガのイメージは持っていたものの、広い田園風景や小麦畑、酪農、大学が多いこと、市内に複数の駅があることなど、曲作りを通じて改めて知った魅力も多かったそうです。
江別市民には街の良さを再発見してもらい、市外の人には「江別ってこんなところなんだ」と知ってもらうきっかけになる曲を目指したと話しました。
江別市応援ソング「Oh Good Day EBETSU」とは
「Oh Good Day EBETSU」は、江別市の豊かな自然や特産品、街の温かな雰囲気を、HAMBURGER BOYSらしいキャッチーなメロディーと軽快なサウンドに乗せた応援ソングです。
- 楽曲名:Oh Good Day EBETSU
- 作詞:山田雄太
- 作曲:HAMBURGER BOYS/KEI_HAYASHI
- 配信開始:2026年8月1日(土)0時
- 品番:HBGB-1058
- 価格:200円(税込)
- レーベル:OMOCHIKAERI RECORDS
歌詞には、江別市内の駅名をはじめ、小麦畑、赤レンガ、石狩川、酪農、春の堆肥の香りなど、江別の日常を感じさせる言葉が数多く盛り込まれています。
野幌、大麻、高砂、豊幌、江別の各地域に加え、雄大な自然やカルチャー、酪農といった、江別の魅力を詰め込んだライフスタイルソングとして紹介されています。
歌詞の「風強いけど」は江別市民への取材から誕生
楽曲の中で繰り返される、印象的なフレーズの一つが「風強いけど」です。
制作当初、メンバーの間では、応援ソングに入れる言葉として少しネガティブに聞こえるのではないか、という意見もあったといいます。
しかし、山田さんが江別に住む人たちへ話を聞いたところ、多くの人から共通して「風が強い」という話が出てきたことから、江別らしい特徴として歌詞に採用されました。
ミュージックビデオの撮影時にも実際に強い風を体験し、メンバーはそこで初めて「答え合わせができた」と振り返っていました。
DJ金田ヒデミさんは江別市生まれだったことが判明
報告会では、DJの金田ヒデミさんが、幼少期に江別市大麻で暮らしていたことも明かされました。
金田さんはこれまで、青春時代を過ごした斜里町を出身地として紹介してきましたが、今回の制作や取材を通じて父親に確認したところ、生まれてから4歳ごろまで大麻団地で過ごしていたことが分かったとのこと。
金田さん自身も「正式に江別市生まれ、江別市出身」と話し、メンバーからは「江別出身のメンバーがいるHAMBURGER BOYSです」と紹介されました。
江別市内5駅の名前をサビに入れた理由
曲のサビには「野幌、大麻、高砂、豊幌、江別」と、市内にある5駅の名前が登場します。
山田さんは、曲を作るまで江別市内にこれほど多くの駅があることを意識していなかったといい、市内全域を表現するためにも、5駅すべてを歌詞に入れることにこだわったと話しました。
駅名をメロディーに乗せる際には、それぞれの言葉の長さやリズムに苦労したそうです。
特に「豊幌」は、メロディーに合わせると「とよほ」となり、実際には「とよほろ」と発音していないとのこと。最後の「ろ」をどうするか、レコーディング時にも調整を重ねたといいます。
駅名を減らす案も出たものの、山田さんが「全駅を絶対に入れたい」と譲らず、苦心の末、並び順も含めて現在の歌詞になりました。
また、豊幌を江別市ではなく岩見沢市だと思っている人もいることから、曲を通じて「豊幌も江別市」ということを改めて知ってもらいたいとの思いも込められています。
ミュージックビデオに江別の小麦畑やレンガ工場が登場

完成報告会では、一般公開前のミュージックビデオも上映されました。
映像には、江別らしい小麦畑やレンガ、市内の施設や風景などが登場します。撮影には、江別市内の事業者や施設関係者も協力したといいます。
江別市在住のお笑いコンビ「シロップ」のじゅんぺいさんも出演。同じ人物が映像の随所に現れ、HAMBURGER BOYSの3人を気にして見ているという役どころになっているそうです。
町村農場のアイスクリームや米澤煉瓦など、歌詞に登場する江別の要素と映像が結びついた内容となっています。
えべナビが質問「歌詞に入れたかった江別の要素は?」
完成報告会の質疑応答で、えべナビから「江別の要素で、歌詞に入れたかったものの、どうしても入れられなかったものはありますか」と質問しました。
これに対し、メンバーからは「ヤツメウナギの刺身が食べられることを入れたかった」との回答がありました。
えべナビが質問「MV撮影で一番印象に残った場所は?」
えべナビからは、ミュージックビデオの撮影で江別市内を巡った3人に、それぞれ一番印象に残った場所についても質問しました。
金田ヒデミさん「江別の小麦畑」
金田ヒデミさんが挙げたのは、ミュージックビデオに登場する江別の小麦畑です。
撮影時は雨が降っており、一時は撮影が難しいのではないかと思われたものの、その後に晴れ間が広がり、ドローンを使った美しい映像を収めることができたといいます。
強風でドローンが流される場面もあったそうですが、風によって雲が移動したことで、最後には印象的な小麦畑の映像を撮影できたと振り返りました。
金田さんは「小麦のCMに使えるくらい素晴らしい」と、映像の仕上がりについて話していました。
山田雄太さん「米澤煉瓦」
山田雄太さんが挙げたのは、江別市内の「米澤煉瓦」です。
レンガが並ぶ道には外国のような雰囲気があり、工場の中もワクワクする場所だったと話しました。
撮影を通じて、レンガにもさまざまな種類があることを知ったそうです。
ミュージックビデオでは、田村さんがレンガを手に持ち、ギターを弾くような演出も取り入れられています。
HAMBURGER BOYSは、地域の特産品を題材にした楽曲のミュージックビデオで、その特産品をギターのピックのように使う演出を行うことがあるといい、今回は江別のレンガが使用されました。
田村次郎さん「マキシドルパ」
田村次郎さんが挙げたのは、撮影前に立ち寄った江別市内の飲食店「マキシドルパ」です。
ミュージックビデオの映像には登場していませんが、メニューの種類が多く、特に「ホワイトあんかけ焼きそば」がとてもおいしかったと話しました。
チャーハンも注文し、メンバーでシェアして食べたとのこと。
田村さんは、その食事をしてからミュージックビデオの撮影に臨んだため、「その要素は映像にも入っていると思う」と話していました。
このほか、市内の「焼きそば じろ」についても触れ、映像には入っていないものの、こちらも紹介したかった店として挙げています。
江別市内の施設や風景を歌詞と映像で表現
楽曲には、江別市内の大学や農場、食、自然に関する言葉も盛り込まれています。
酪農学園大学にある「狭き門」は、大学に実際にある門を表す一方で、一般的な言葉としての「狭き門」と重ねた表現になっているとのこと。
春の堆肥の香りについても、酪農学園大学に通っていた先輩から話を聞き、江別らしい季節の風景として歌詞に入れたそうです。
町村農場のアイスクリームに関する歌詞では、ソフトクリームが溶けないように祈る場面と、江別の風の強さを重ねています。
アースドリーム角山農場のブランコを使った撮影も構想されていましたが、撮影日の都合などから実現しなかったことも明かされました。
8月22日に江別中央公民館で楽曲を初披露

「Oh Good Day EBETSU」は、2026年8月22日(土)に江別中央公民館で開催される子ども盆踊りの会場で、市民に向けて初披露される予定です。
当日の予定は次の通りです。
- 14時:HAMBURGER BOYSによる「Oh Good Day EBETSU」初披露ライブ
- 17時30分:会場の大型ビジョンでミュージックビデオ先行上映
- 19時:YouTubeでミュージックビデオ一般公開
8月22日より前に市民の前で披露する予定はなく、同日のライブが初披露になると説明されました。
ミュージックビデオは会場で先行上映、19時にYouTube解禁
ミュージックビデオは、8月22日(土)17時30分から、江別中央公民館の会場に設置される大型ビジョンで先行上映されます。
会場での上映後、同日19時からYouTubeで一般公開される予定です。
楽曲自体は8月1日(土)0時から各種音楽配信サービスで配信開始となりますが、ミュージックビデオを最も早く見られるのは、8月22日の会場上映となります。
江別の小麦畑や赤レンガ、駅、農場など、街の日常を音楽と映像に詰め込んだ「Oh Good Day EBETSU」。市民にとって親しみのある風景を、改めて見つめるきっかけとなりそうです。