
札幌市北区で整備が進められてきた道道札幌北広島環状線「屯田・茨戸通」が、2026年8月26日(水)に全線開通します。
今回開通するのは、花川通から創成川通(国道231号)までの約4.5km。札幌北広島環状線は、札幌市から江別市を経由して北広島市へつながる全長約42.3kmの主要幹線道路です。
この記事では、屯田・茨戸通の開通日時や区間、道路の役割、江別市内で進む今後の整備について紹介します。
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もくじ
道道札幌北広島環状線「屯田・茨戸通」8月26日に全線開通

https://www.city.sapporo.jp/kensetsu/stn/genzainojigyo/tondenbaratodorikaitsu.html
札幌市が2026年8月17日に発表した情報によると、道道札幌北広島環状線の「屯田・茨戸通」は、2026年8月25日(火)から26日(水)にかけて順次開通します。
開通日時は以下の予定です。
- 新琴似通~創成川通(国道231号):2026年8月25日(火)早朝
- 花川通~新琴似通:2026年8月26日(水)午後3時
8月25日の区間については、現地で信号機の切り替え作業や安全確認を行いながら開通するため、具体的な時刻は設定されていません。
そして8月26日午後3時に花川通~新琴似通が開通すると、花川通から創成川通(国道231号)まで約4.5kmの「屯田・茨戸通」が全線開通することになります。
「屯田・茨戸通」は約4.5km、3つの工区に分けて整備
今回全線開通する屯田・茨戸通は、札幌市域にある札幌北広島環状線の未整備区間の一つです。
札幌市によると、札幌市内にある札幌北広島環状線の延長は約19.6km。そのうち花川通~国道231号間の約4.5kmについて、
- 西茨戸工区
- 屯田東工区
- 屯田西工区
という3つの工区に分けて整備が進められてきました。
事業着手は2012年度(平成24年度)。長期間にわたる工事を経て、2026年8月に全線がつながります。
札幌市の道路事業資料によると、このうち最後に整備が進められていた「屯田西工区」は、花川通~屯田・紅葉山通の約1,300m。計画幅員は25.8~33.0mとなっています。
そもそも「道道札幌北広島環状線」とは?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E9%81%93128%E5%8F%B7%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%8C%97%E5%BA%83%E5%B3%B6%E7%92%B0%E7%8A%B6%E7%B7%9A
道道札幌北広島環状線は、札幌市西区宮の沢の国道5号を起点に、札幌市北区の新琴似・屯田地区などを通り、東区中沼地区から江別市を経由して北広島市へ至る主要幹線道路です。
全体延長は約42.3km。
「道央都市圏の都市交通マスタープラン」では、札幌圏の都市同士を結ぶ「札幌圏連携道路」として位置付けられています。
つまり、札幌中心部へ交通を集中させるのではなく、札幌市の外周部と周辺都市を結ぶ広域的な道路ネットワークを形成する役割を持つ道路です。
今回の「屯田・茨戸通」全線開通も、その道路ネットワークを構成する重要な区間の完成となります。
開通で渋滞緩和や物流効率化、防災機能の強化にも期待
札幌市では屯田・茨戸通の開通によって、札幌市北部と周辺都市を結ぶ道路ネットワークが強化されるとしています。
期待される主な効果は、
- 地域間のアクセス性向上
- 交通の利便性・安全性向上
- 周辺道路の交通混雑緩和
- 物流の効率化
- 防災機能の強化
などです。
過去に札幌市が公開した事業資料でも、道路整備の目的として「道路ネットワークの構築」「災害時の緊急輸送路の確保」「他都市との連携強化」「札幌都市圏の骨格幹線道路網の形成」などが挙げられています。
江別市にも通る「札幌北広島環状線」
今回開通する屯田・茨戸通は札幌市北区内ですが、札幌北広島環状線そのものは江別市内にも通る道路です。
北海道の資料では、札幌北広島環状線について「札幌圏都市間交通のネットワーク化により、都市間での物資・人の安全で円滑な交通環境の形成や、札幌都市圏の交通渋滞の緩和を支援する」ことなどを目的とした道路とされています。
江別市内では、現在も札幌市東区中沼町から豊平川を渡り、江別市工栄町方面へ続く約7.2kmが未整備となっています。
この区間については札幌市と北海道が連携し、新しい橋を含む道路整備が進められています。
豊平川に「(仮称)札幌江別大橋」を新設へ
江別市にとって特に注目されるのが、札幌市と江別市の間を流れる豊平川を渡る新しい橋です。
札幌市側では「豊平川工区」として、市道福移沼端線から江別市界まで約700mの道路を整備する計画となっています。
事業期間は2026年度から2036年度までの予定で、計画幅員は20.75mです。
一方、北海道が整備を担当する江別市側については、豊平川~国道275号の「北工区」約5kmと、国道275号~5丁目通の「南工区」約2kmに分けて整備する計画が示されています。
北工区は幅員20.75m・4車線、南工区は幅員25.25m・4車線を基本とした計画です。
北海道の道路整備プログラムでは、江別市内の札幌北広島環状線について、2024年度に事業着手し、2036年度の完了予定とされています。
この区間が将来完成すれば、札幌市北部・東部から豊平川を渡り、江別市へ向かう新たな広域交通ルートが形成されることになります。
8月22日には開通記念イベントも開催
全線開通を前に、2026年8月22日(土)には「オモシロードフェスタ~屯田・茨戸通開通記念イベント~」も開催されます。
会場は札幌市北区屯田町の「屯田・茨戸通特設会場(屯田多目的広場付近)」で、開催時間は10時~16時、参加無料です。
長年工事が続けられてきた道路の開通を記念したイベントとなっています。
「札幌~江別~北広島」をつなぐ道路ネットワーク、今後の整備にも注目
今回の開通によって、花川通から国道231号までの約4.5kmに及ぶ「屯田・茨戸通」が全線つながります。
2012年度から長年にわたり整備が続けられてきた区間だけに、札幌市北部の交通環境にとって大きな変化となりそうです。
また、「札幌北広島環状線」という道路全体に目を向けると、札幌市から江別市、さらに北広島市へとつながる全長42.3kmの主要幹線道路となっています。
江別市側ではこれから「(仮称)札幌江別大橋」を含む未整備区間の工事が本格化していくことになります。
今回の屯田・茨戸通の全線開通とあわせて、将来的に札幌と江別を結ぶ新たな交通ルートがどのような形で完成していくのか、今後の札幌北広島環状線の整備にも注目です。
道道札幌北広島環状線「屯田・茨戸通」開通情報
- 路線:主要道道札幌北広島環状線
- 通称:屯田・茨戸通
- 開通区間:花川通~創成川通(国道231号)
- 延長:約4.5km
- 新琴似通~創成川通:2026年8月25日(火)早朝開通予定
- 花川通~新琴似通:2026年8月26日(水)15時開通予定
- 全線開通:2026年8月26日(水)
- 事業着手:2012年度(平成24年度)
- 工区:西茨戸工区・屯田東工区・屯田西工区
詳しくは札幌市公式サイトをご確認ください。
札幌市公式「道道札幌北広島環状線(屯田・茨戸通)の開通」/札幌市ホームページ


