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【北広島市】JR新駅「Fビレッジ駅」に決定!2028年3月開業目標、エスコンまで徒歩4分 周辺では大学・商業施設・タワマン整備

千歳線新駅・Fビレッジ駅 エスコンフィールド前

https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20240711_KO_Kitahirosima_co-creation.pdf

北海道北広島市の「北海道ボールパークFビレッジ」に隣接して建設が進むJR千歳線の新駅。その正式名称が「Fビレッジ駅」に決定しました。

エスコンフィールドHOKKAIDOまで徒歩約4分という新たな玄関口で、工事の進捗から2028年3月の開業を目指していることも報じられています。新駅計画のこれまでの経緯と、北海道医療大学の移転など大きく変わるFビレッジ周辺の今後をまとめます。


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JR千歳線の新駅名称が「Fビレッジ駅」に決定

JR北海道と北広島市は2026年9月4日、北広島市内で建設中の千歳線新駅について、正式名称を「Fビレッジ駅(エフビレッジ)」に決定したと発表しました。

英語表記は「F-VILLAGE」、駅ナンバリングは「H06-1」。現在の上野幌駅と北広島駅の間に新設されます。

駅名については、北広島市が2026年7月に市民を対象として名称案を募集。寄せられた案を参考に、市の都市公園名でもある「北海道ボールパークFビレッジ」を踏まえて「Fビレッジ駅」をJR北海道へ提案し、正式決定されました。

北広島市は、多世代に親しまれ、市民の誇りとして長く愛される駅となることを願って名称を選定。JR北海道も、Fビレッジへの利便性や周辺エリアの魅力・価値向上につながる名称としてふさわしいと判断しています。

「Fビレッジ駅」は2028年3月の開業を目指す

新駅について大きなポイントとなったのが、開業時期です。

2024年7月に工事着手が発表された段階では、2028年夏ごろの開業が目安とされていました。

一方、2026年9月4日の記者会見報道によると、工事が当初予定より約3カ月前倒しで進んでいることなどから、JR北海道が2028年3月の開業を目指す考えを示したと報じています。

なお、9月4日の駅名決定に関する公式発表では、具体的な開業時期については改めて発表するとされています。

そのため現時点では、従来の「2028年夏ごろ」から前倒しし、早ければ2028年3月の開業を目指して工事が進められている段階と見るのがよさそうです。

Fビレッジ駅からエスコンフィールドまでは徒歩約4分

Fビレッジ駅が開業すると、エスコンフィールドへの鉄道アクセスは大きく変わります。

新駅は札幌駅から約20km、北広島駅から約2kmの地点に設置。エスコンフィールドHOKKAIDOまでは約300mで、球場3塁側ゲートまで徒歩約4分となる計画です。

現在は北広島駅から球場まで徒歩約20分かかりますが、新駅完成後は駅を降りてすぐFビレッジへ向かえるようになります。

試合開催日の大量輸送だけでなく、Fビレッジを日常的に訪れる人や、周辺施設を利用する人にとっても重要な駅となりそうです。

利用者は試合日1日約1万3,000人を想定

HTB北海道ニュースによると、新駅の利用者数は、

  • プロ野球の試合開催日:約1万3,000人/日
  • 試合がない日:約3,500人/日

が見込まれています。

Fビレッジでは野球の試合がない日にもイベントや飲食、観光などで多くの人が訪れているほか、今後は大学や住宅、商業・オフィス施設などが加わります。

新駅は「野球場の最寄り駅」というだけではなく、Fビレッジ周辺で生活・通学・勤務する人の交通拠点としての役割も担うことになります。

Fビレッジ駅は相対式2面4線、3階建て駅舎を整備

千歳線新駅・Fビレッジ駅 エスコンフィールド前

https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20240711_KO_Kitahirosima_co-creation.pdf

Fビレッジ駅は、相対式2面4線・6両編成対応のホームを備え、駅舎は3階建て。改札口は3階に設置される計画です。

改札前には北広島市が大屋根付きの歩行者用デッキを整備します。

駅舎のデザインコンセプトは、

「幕開けの駅~北海道ボールパークFビレッジの始まりの場所となる駅舎~」

とされています。

千歳線新駅・Fビレッジ駅 駅舎

https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20240711_KO_Kitahirosima_co-creation.pdf

外観はFビレッジの玄関口をイメージした「大門」「小門」をデザインし、内装には北広島市の木であるカエデや、エスコンフィールドのエントランスにも使われている赤レンガを取り入れる計画です。

総工事費は約90億円。このうち新駅の協定工事費が約80億円で、このほか北広島駅構内の線路新設、設計費、用地取得費などが含まれています。

Fビレッジ新駅計画は2019年から検討、途中で大きく計画変更

Fビレッジ駅の計画は、現在の形になるまでに何度か大きな見直しが行われてきました。

2019年 JR北海道が新駅案を公表

JR北海道がボールパーク新駅の検討状況を公表したのは2019年12月。

当時は、ナイター終了後などに利用者が集中することを想定し、安全な乗降設備や快速列車の通過、新駅始発の臨時列車などに対応できる構造が検討されていました。

当初案では工期を約7年と想定し、仮に2021年度から着手した場合は2027年度末の開業が一つの目安とされていました。

2023年 駅位置と線路計画を大幅見直し

2023年9月、JR北海道は新駅計画の見直しを発表。

駅位置を従来案より約200m北広島駅側へ移し、球場までの距離を約400mから約300mへ短縮しました。

さらに、新駅に計画されていた列車の引上げ線を取りやめ、折り返し機能を北広島駅側に設けることで、既存の上下本線を移設せずに整備できる構造へ変更。

この見直しにより、工事費を概ね85~90億円とし、設計・行政手続き約1年、工事期間約4年とする新しい計画が示されました。

2024年 新駅工事が本格化

2024年7月には北広島市とJR北海道が新駅設置工事への着手を正式発表。

駅の位置や構造、総工事費約90億円などが示され、2028年夏ごろの開業を目安として整備が本格化しました。

そして2026年9月、正式名称が「Fビレッジ駅」に決定。工事の進捗によって、開業時期も2028年3月まで前倒しできる可能性が出てきた形です。

2028年、北海道医療大学もFビレッジへ移転

新駅開業と同じ2028年には、北海道医療大学の北広島新キャンパスもFビレッジ内に開設される予定です。

北海道医療大学によると、新キャンパスには、

  • 公共棟(仮称):地上4階
  • 大学棟(仮称):地上12階
  • アリーナ棟(仮称):地上2階

などを整備する計画です。

現在の当別キャンパスと札幌あいの里キャンパスの機能をFビレッジへ集約する計画で、新駅から大学、エスコンフィールドをペデストリアンデッキで結ぶ構想も示されています。

新駅の利用者として野球観戦客だけでなく、多くの学生や教職員が加わることになります。

Fビレッジ駅と球場の間に商業・オフィス複合施設

Fビレッジでは、新駅とエスコンフィールドの間にも新たな施設が計画されています。

エスコンは、商業・オフィスなどで構成する「(仮称)Fビレッジ複合施設」を2028年春に開業する予定です。

施設は地上11階建てで、商業・オフィス部分の延床面積は約1万7,000平方メートル。新駅から徒歩約2分、エスコンフィールドからも徒歩約2分という位置になります。

新駅から球場へ向かう人の流れそのものが、新たな商業・ビジネスエリアを形成していくことになりそうです。

508戸「エスコンフィールドタワー」も2028年完成予定

Fビレッジでは住宅開発も進んでいます。

建設中の「エスコンフィールドタワー」は地上36階建てで、住戸は35階まで、総戸数508戸の大型タワーレジデンス。

2028年9月下旬の竣工、同年12月下旬の引き渡しが予定されています。

さらに周辺ではホテル「DHAWA」の2027年秋ごろの開業も予定されており、駅、球場、大学、商業・オフィス、ホテル、住宅が集まる街へと開発が進んでいます。

「球場へ行く駅」から365日使われる街の駅へ

2023年にエスコンフィールドHOKKAIDOが開業して以降、急速に姿を変えてきた北広島市のFビレッジ。

そこに2028年、「Fビレッジ駅」という鉄道の玄関口が加わることになります。

当初はボールパークへの大量輸送を担う新駅として計画が始まりましたが、その周辺では北海道医療大学、商業・オフィス施設、ホテル、タワーマンションなどの開発が次々と進行しています。

こうした計画を考えると、Fビレッジ駅はプロ野球開催日に利用者が集中するだけの駅ではなく、通学・通勤・居住・観光を支える365日の交通拠点へと役割が広がっていくことになりそうです。

江別市からも比較的近い北広島市で進む大規模なまちづくり。2028年の新駅開業に向け、Fビレッジ周辺はさらに大きく変わっていきます。

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