JR北海道に、東急電鉄の豪華観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」と、JR東日本の観光列車「びゅうコースター風っこ」が運行予定とのことです。
北海道の大自然を豪華列車で周遊できる日が来るとは!
道内のどこのルートを走るのか?料金はどうなるのか?気になるところですね。
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もくじ
東急の豪華列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」とJR東日本「びゅうコースター風っこ」がJR北海道で運行予定!
今回JR北海道は、JR東日本・東急電鉄・JR貨物と協力して、道内に観光列車を走らせるプロジェクトを発表しました。
資料によるとプロジェクトは以下のように説明されています。
北海道旅客鉄道株式会社(以下、JR北海道)は、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)、東京急行電鉄株式会社(以下、東急電鉄)、日本貨物鉄道株式会社(以下、JR貨物)の協力のもと、北海道胆振東部地震の影響を受けた北海道を応援するため、観光振興と地域活性化を目的とした、観光列車の走行プロジェクトを立ち上げます。
具体的には、JR北海道は 2019 年度~2020 年度に、JR東日本と東急電鉄がそれぞれ運行する観光列車を使用し、北海道各地の観光資源を体感できるコースに運行させます。
JR北海道、JR東日本、東急電鉄が連携して、観光列車を訴求力のある旅行商品に仕立てることで、北海道の観光資源の魅力発信を行います。
実施にあたっては、JR北海道が運行に関わる業務、着地でのおもてなし体制への協力および全体統括を行い、JR東日本と東急電鉄が既存の観光列車の提供、運営等に携わるほか、JR貨物は北海道内で運行する車両を北海道まで回送運搬するという、鉄道事業者4社が協力する例のない取り組みです。
出典:JR東日本プレスリリース
プロジェクト概要
提供会社 | 提供する観光列車 | 運行予定時期 | 運行予定エリア | 発売予定時期 |
---|---|---|---|---|
JR東日本 | びゅうコースター風っこ | 2019年7~9月の 土・日・祝日 |
宗谷線 (旭川~音威子府/ 音威子府~稚内) |
2019年春 |
東急電鉄 | THE ROYAL EXPRESS | 2020年5~8月の 約1ヶ月 週4日程度を想定 |
札幌~道東エリア | 2019年冬 |
JR東日本「びゅうコースター風っこ」宗谷本線を走行予定
JR北海道がJR東日本から借り受けて走らせる予定の「びゅうコースター風っこ」。
この観光列車はJR東日本の陸羽東線・左沢線・石巻線等で臨時列車として運行しているもの。
資料によると、2019年7月から9月にかけて、宗谷本線にて運行予定とのことです。
運転概要は以下のようになっています。
- 列車名称:「風っこ そうや」号
- 運転日:2019年7月27日(土)~9月8日(日)の土・日・祝日(15日間を予定)
- 運転区間:運転日により「稚内~音威子府間」または「旭川~音威子府間」で運転します。
東急電鉄の豪華列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」JR北海道で走行予定
東急電鉄が保有する超豪華列車「THE ROYAL EXPRESS(ザ・ロイヤルエクスプレス)」が、JR北海道で運行予定。
この観光列車は、伊豆急行2100系「アルファリゾート21」の改造車で、主にJR横浜駅~伊豆急下田駅間等を中心に臨時列車として運行されています。
車両のデザインは、JR九州新幹線や豪華列車「ななつ星」などを手がけたデザイナー・水戸岡鋭治氏が手がけているとのこと。
5号車から8号車は落ち着いた雰囲気の「プラチナクラス」、1・2号車はお子様から大人まで楽しめる「ゴールドクラス」、3号車は展覧会や結婚式にも使用できる「マルチカー」、4号車はこだわりの料理を準備する「キッチンカー」といった構成になっています。
ザ・ロイヤルエクスプレスの北海道運行計画概要
ザ・ロイヤルエクスプレスの北海道運行計画概要は以下の通り。
- 列車名称:THE ROYAL EXPRESS(ザ・ロイヤルエクスプレス)
- 運転日:2020年5~8月の間の約1ヶ月間、週4日程度を想定
- 運転エリア:札幌~道東エリア
- 運転編成:他移動内での運転にあわせた編成について今後検討
ザ・ロイヤルエクスプレス列車編成イメージ
ザ・ロイヤルエクスプレスは直流電化区間用の電車で、JR北海道は交流電化区間と非電化区間のため、ディーゼル機関車で列車を牽引する形になる模様。
この豪華列車に乗車する切符は即売り切れになりそうな雰囲気ですね。
またJR北海道に東急電鉄の車両が走行するとなれば、写真を撮る鉄道ファンも多く集まりそうです。
ここ最近なにかと暗い話題が多かったJR北海道ですが、観光列車の運行はひじょうに楽しみですね!