
JR北海道・函館本線・大麻(おおあさ)駅の南口駅舎はかつて鉄道の客車が一体となった珍しい建物でした。今回はそんな駅舎に関するマニアックなお話です。
※本記事は別媒体にてえべナビ名義で2023年2月に掲載されたものを再編集したものです。
スポンサーリンク
客車と駅舎が一体化していた旧JR大麻駅南口駅舎

大麻駅・南口旧駅舎(2007年5月撮影)。
中央にレンガの塔が立っているのが特徴的ですが、それよりも建物に客車(スハ45 2[1952年 新潟鐵工所製])が埋まっているインパクトが強くて、レンガ塔の方に目が行きませんね。
この客車にはカレー専門店レストラン『自由人舎 時館(2007年当時)』が営業していました。2009年10月に大麻駅南口駅舎が現在の形に改修された後は、南口駅前に店舗を移転し『れすとらん じかん』に店舗名を変更し営業していましたが、2024年5月26日をもって惜しまれつつ閉店しました。
(大麻駅前「れすとらん じかん」閉店5/26まであとわずか[江別市文京台東町])

2007年当時の大麻駅南口駅前風景。この当時はまだ駅前に「セブンイレブン」が開業しておらず、最寄りのコンビニは道立図書館方向へ進んだところにある「ローソン(現・リハビリ特化型デイ サービス カラダラボ江別文京台)」が営業していました。
※2007年当時、大麻駅北口にコンビニキヨスク大麻店および札幌弘栄堂書店が営業していました。その後2010年にセブンイレブンに転換し、2016年8月に閉店となっています。(JR函館本線・大麻駅 北口駅舎のコンビニの変化)
現在の南口駅舎

2009年(平成21年)10月に完成した新駅舎。駅舎リニューアルとほぼ同時に東側に複合型賃貸マンション「グランセリオ大麻」が建ちました。

建物外観はモダンな雰囲気で、以前とはガラリと印象を変えています。ただ駅舎の基本形が旧駅舎と同じなので、東側を削って減築改修したものではと思われます。
ちなみに、南口と北口を結ぶ歩道橋(跨線人道橋・駅外自由通路)は老朽化により架替工事が予定されていましたが、2026年現在も着工していません。理由は北海道新幹線工事による人手不足とのことですが、北海道新幹線の工事の遅れがさらに拡大している昨今、大麻駅の跨線橋もさらに遅れていくのかもしれません。
JR大麻駅データ
- 開業年月日:1966年(昭和41年)12月15日
- 南口開業日:1987年(昭和62年)2月5日
- 1日あたりの乗車人員:5,321人(2024年)



