北海道江別市王子にある『王子エフテックス江別工場(旧 王子製紙)』は2020年11月、紙の原料となるパルプの製造設備を停止すると発表していました。
これを受け、江別市の三好昇市長が設備停止の延期を要望したとのことです。
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もくじ
王子エフテックス江別工場 江別市長がパルプ設備停止延期を要請[北海道江別市]
2020年12月10日の報道によると、王子エフテックス江別工場のパルプ製造設備を2021年12月で停止すると発表した件で、江別市の三好昇市長が王子エフテックス本社を訪れ、パルプ設備停止の延期を要望したとのことです。
王子エフテックス江別工場のパルプ製造撤退についての詳細は以下の記事をご参照ください。
パルプ製造撤退で江別工場の従業員数大幅減?
今回のパルプ製造設備停止により、王子エフテックス江別工場の従業員数が削減されることは間違いありません。
江別工場の従業員数は現在約300人ほどで、削減数は公表されていないものの、報道によると最大約3割は削減される可能性があるとのことです。
そうなると江別市への影響もかなり大きくなってくると思われます。
日本製紙 釧路工場の製紙事業撤退で経済的影響は約400億円
王子エフテックス江別工場のパルプ製造設備とほぼ同時期に発表された『日本製紙 釧路工場』の製紙事業撤退問題。
こちらも現在大きな話題となっており、釧路工場の製紙事業撤退に伴う経済的な影響額は400億円にも上るとの調査結果が出ています。
全国的な紙需要の激減で様々なところに影響が出ているようです。