
江別市にあるランドマーク紹介シリーズ、今回は江別市立病院前にある北海道中央バスのバス停『江別市立病院停留所』の待合室をご紹介。
加えて、このバス停の向かいに広がる「王子製紙社宅跡地」の現状(2026年7月現在)についても触れます。
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もくじ
北海道中央バス『江別市立病院』バス停

『江別市立病院』バス停は、バス停の名が示す通り「江別市立病院」の前(病院から北側)、2番通り沿いにあります。
写真右奥が市立病院、左側に見える建物は保健センターです。
レンガ造りの建物に、通常の屋根とは傾斜が逆を向いている不思議な形の屋根が乗っています。
この屋根は「看護師の帽子をイメージ」しているのだそうです。形を見るとなるほどと思いますね。

中央に緑十字のマーク、「BUS STOP」の字体がメルヘン調になっているのもユニークです。
待合室内

待合室内は意外と広々としています。中央にレリーフ、左右にベンチが設置されています。
ベンチは、丸みを帯びた壁にピッタリ沿う形になっていました。なかなか手間がかかっていますね。

レリーフの題材は白雪姫。7人の小人や動物たちが白雪姫を囲んで楽しそうな場面が描かれています。
この「市立病院前バス待合所」は昭和61年(1986年)竣工の建物。2026年現在で40年の歳月が経過していますが、経年劣化を感じさせない堅牢な作りを感じさせます。
向かい側のバス待合所と旧王子製紙社宅跡地

ランドマークの向かい側のバス停(下り側)の風景。市立病院前側とはうってかわって、建物が何もありません。
かつてこの広大な敷地には旧王子製紙(現王子エフテックス江別工場)の社宅が並んでいたそうです。

片流れ屋根にベンチが2つ並んだ哀愁漂うバス停の姿。個人的にはこの雰囲気にたまらない魅力を感じます。
旧王子製紙社宅跡地とファイターズ2軍本拠地誘致

下り側バス停、王子製紙社宅跡地の木々が伐採される前の姿です。(撮影2023年)
2025年夏頃までは、バス停の後ろに木々が生い茂っていましたが、その後、北海道日本ハムファイターズのファーム(2軍)本拠地誘致に向け、樹木の伐採や土地の整地が進められました。
江別市は、飛鳥山公園を含む周辺を移転候補地として球団側に提案。ファーム施設の誘致を、JR江別駅周辺のにぎわい創出や江別地区活性化の起爆剤として期待していました。
しかし、2026年7月、ファイターズのファーム本拠地は恵庭市への移転が内定。江別市の後藤好人市長は、江別市が用意できる土地が恵庭市の候補地約46ヘクタールと比べて狭かったことなどが、誘致に至らなかった要因との認識を示しています。また、江別駅から候補地までの間にある旧江別小学校跡地などを含め、周辺一帯の具体的な将来像を十分に描き切れなかった点にも言及されていました。

ファーム誘致を見据えて木々が伐採され、広々とした姿に変わった旧王子製紙社宅跡地。2026年7月現在、下り側のバス停の背後には見渡す限りの空き地が広がっています。
ファイターズ誘致という大きな計画が実現しなかった今、飛鳥山公園に隣接するこの広大な土地は、今後どのように活用されていくのでしょうか⋯。
江別市立病院バス停情報
住所:北海道江別市若草町(2番通り沿い)






